2008年04月02日

行動経済学 目の前のスナックと遠くのごちそう、どっちを選ぶ?

「逆さまにした2つのボウルのどちらかを選ばなければならない。一方は常にブドウ4粒が入った「安全」なボウル、もう一方は少ないときには1粒、多いときには7粒が入った「危険」なボウルだ。実験の結果、チンパンジーは「危険」なボウルを、ボノボは「安全」なボウルを選ぶ傾向にあることが分かった。」

これは非常に興味深い話です。
というのも、長い目で見れば結果はどちらも一緒なのに、多くが安全な方を選択するということ。
日によって、1個か7個ということは平均すると4個。
ということは安全なボウルと変わらない。

最近、行動経済学という学問に注目しています。
これは、結局はどちらを選んでも長期的観点からは結果は一緒なのに、人間の心理としては一方の方法に偏るという例。
まさに上記のボウルの例がまさにそう。
人間は利益が手中にある時はそれを失いたくないと思い、少しの確実な利益でもそれを確保したがる。

逆の場合はどうだろう?
もしあなたは10万円を持っていたとします。
その内、5万円を失わなければいけなくなった。
しかし半分の確立で5万を失わずに済むが半分の確立で全部を失う選択権が与えられた。
その場合、どちらを選択するか?!


多くの人はリスクをとって半分の確立で5万円を失わない方を選択するはず。
これは長期的な観点で見ると結果はボウルの例と一緒でどちらも一緒なのに。


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【動画】「ポーランド版アンネ・フランクの日記」

ヨーロッパ中からアウシュビッツに牛や馬の同様に貨車で連行され、殺されていった人々。
こんなに大量虐殺を生んだのは、ナチスのユダヤ政策の卑劣な巧妙さにある。
最初はダビデの星を胸につけることから始まり、真綿で首を絞めるように徐々に徐々にユダヤ人への虐待を強めていった。
最初からガス室送りしていたら、それこそ命をかけて反抗していただろう。

最初はその人が許容できる締め付けから徐々にその締め付けを強めていく。。
人間はゆっくりとした変化にはなかなか気づかないものだが、原因に気づかないほど、いつのまにか自分の生活が苦しくなっていたり自分の立場が悪くなっていたり。

日本の借金は相当危険な状態にあるらしいが、それに慣れていくと当たり前になって何も感じなくなる。


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